発表会 会計報告
4月末に行った発表会の会計報告を作成いたしました。

過去の会計報告を見るたび、内容が変わってきて、会場ややることが変わればかかる費用も変わり、教室として少しずつ成長しているのかな?と思えたりもします。
今年は感染症の影響でホールでの発表会が2年間が空いたのでホールリハーサルを初めて行い、今まで依頼していなかったビデオ撮影もお願いしました。
ビデオ撮影に関してはやはり金額がネックで会費があがる…と躊躇していたのですが、昨年行った収録発表会のDVDを気に入っていただけた保護者の方が多く、思い切って今回依頼しました。負担が増えて困らせてしまったら…高いと思われたら…など余計なことやお節介ばかり考えてしまう性格なので、迷ったら保護者の皆様に相談させていただいております。
ほとんどの保護者の皆様に賛同していただき、思い切って依頼しました。
ホールリハーサルもやはり行えば会費が上がる…とやはり躊躇していたのですが実際やってみると、本番前にわかって良かった!というトラブルや対策が作れたり、生徒さんも本番と同じ会場で演奏できたことから本番楽しく演奏できたという声をいただいたりやってよかったと思えました。
そして意外に多かったのが衣装に関することでした。
髪型、装飾、丈、胸元、着方、歩き方、靴下、靴など当日と同じ条件で一度ステージで弾く・歩くことでわかることもたくさんありました。
そして大切なステージでの立ち振る舞いも確認できたのがよかったです。
安心して本番に臨むことができる準備として今後も取り入れていきたいと思えました♪
どうしても金額ばかりに目がいってしまい、負担も増やしたくない…という気持ちから動いていたのですが、余計なお世話かなと再確認もできました。
少額でもお金が動く時は丁寧に今後も説明・お手紙を作成させていただきたいと思います。
前回ホールで行った時と生徒さんの人数も変わり、内容も変わり比較して大幅な金額変更になってしまったら…と心配になりながら設定した発表会費もあまり大きな変化もなく安心していましたが、いざ会費を集めことを進めていくと今度は足りるのか…と不安になったり…
ですが無事黒字で発表会を終えることができ、安堵しております。
今まで赤字であったことがほとんどで、保護者の方からは心配の声をかけていただいたこともあります。
年間を通して
・月謝
・楽譜代などレッスンにかかる費用
・設備費
・発表会費
・ピティナステップ
・コンクール
・衣装代など…
ピアノを習うだけでかかる費用は多く、余計なお世話かもしれませんが少しでも発表会にかかる費用の負担を軽減したくギリギリの予算でいつも行っています。
少しでも生徒さんたちが多くのステージに立てるように、そして金額相応以上の発表会を保護者の皆様にプレゼントできるようにと思い開催しております。
そのため、初めの頃はこんなもの必要だったんだ!みたいな経費が発生して赤字になったり、それを踏まえても毎年毎年少し赤字になったり…
ですが、生徒さんのためならと私も抵抗なく負担しておりました。
今回黒字になり、心の中で「おお〜」となりました💗
当たり前のことかもしれませんが、8回目の発表会でやっとできたことでした。
見方を変えたら赤字だなんて計画性がないとか思われるかもしれませんが、生徒さんを責任持って成長させたい気持ちがある以上、あまり気にしていなかった赤字・黒字問題。
周りにも様々な考えをもつピアノ講師友人もいますが、私のようにポケットマネーを使ってでも発表会を行う先生とはいつも
「次こそ発表会費で全てをまかないたいね!」
と話します。
赤字だなんでありえない!という先生もいます。
もちろんその通りだと思います。
でも私は失敗しないと学ばないタイプなので今までの赤字に後悔はありません。
本来なら発表会の準備にかかる時給も発生してもいいくらいです。
でも実際それを算出して会計報告に載せる勇気もありませんし、頂戴する気もありません。
ちなみにピアノの先生は発表会に向けてこんなことをしています。
(こちらの内容は私の行っている内容です)
・ホール・調律・撮影・お花予約
・選曲
(これが一番大変で一番楽しいです)
・保護者に配布するお手紙作成
・生徒に記入してもらうお手紙作成&入力
・アンケート作成
・看板づくり
・スタッフ集め
・プログラム作成・発注
(作成するとついに…となり、ワクワクしてきます)
・チケット・マスクケース作成・発注
・トロフィー・メダル発注
・頑張りコンテスト集計
・タイムテーブル作成
・セッティング表作成
・リハーサル表作成
・アナウンス原稿作成
・貼り紙作成
・プレゼント検討&発注
・生徒さんそれぞれへの手書きのお手紙作成
・当日に必要な物品購入
・そのほか外注している業者とのやりとりなど…
あれやろう、これやったら当日もっとやりやすいかも…
など考えていると上記以外にもどんどん仕事や作るものが増えます。
もちろん運営する先生によって準備することは変わります。
もともと時間外労働が多いピアノ講師。
発表会の準備にかかる時間も私はとても楽しい時間です。
キツい…と思う時もあります。使命感で動いている時もあります。
生徒さんが輝けて保護者の方にも喜んでいただけるようなステージになるように毎年準備を進めています!
来年は感染症で前回中止になった室内楽を取り入れます。
ついにできる…と私もものすごくワクワクしています。
夏がすぎたらまた選曲の日々になります。
夏まではコンクールになります。
1年通じて生徒さんのたくさんの本番の機会に立ち会うことができるのが本当に幸せです。
生徒さんにも保護者の皆様にもこの教室にいてよかったと思ってもらえるように今後も精進してまいります!